はじまりは3cm

子宮筋腫が発覚したのは今から5年ほど前のこと。当時はショックでありながらも、3cmと小さく、経過観察ということで安心していました。まさかね、こんな大きくなるとは思ってなかったから…

3年前の健康診断でひっかかり、なんとなく会社から近い病院に変えて久しぶりの受診。
大きさは5cmでした。ここでも、症状がないなら経過観察で良いとのこと。「2年で2cmかぁ」と思ったりしていました。
そして、2年後の去年まで少しほったらかしにしていましたが、健康診断の触診で「こぶし大の筋腫があります」と言われ…、「えっ?こぶし大ですか??」となり、前回と同じ病院へ受診。
久しぶりですねと言われ、エコー検査をすると、なんと“8cm”と言われてしまいました。2年で3cm…。大きくなるスピードがUPしてるやん😓
それでも経過観察で良いと言われ、やや不安に思いながら、様子を見ることにしました。
そして、異変が現れたのが、その翌月の生理前でした。
以前も生理や排卵前後に右下腹部が痛くなることがありましたが、寝た状態で触るとわかるほど膨れていて痛みがあり、その後おへそ周りや胃のあたりの痛みや膨張感で不調が続きました。
あまりに痛みが出るので同じ病院へ行くと「3カ月経たないとエコー出来ない、自費なら出来る」と言われ、症状を話しても「卵巣に異常はない、子宮筋腫自体に痛みは出ない」と冷たく返され、「心配ならMRI取りますか?」と言われ、私は痛いから来てるのに…と悲しくなりながらMRI撮るため、MRI専門の病院を紹介され、そこでMRIを撮り、1週間後に検査結果を聞きに行くことに。MRIの予約日が来る前々日にまたしても、下腹部の強い痛みがあり、電話でMRIの予約を早められないか聞くと、今日撮っていただけるというとても親切で臨機応変な対応をしてくださいました。
そして、1週間後にまたあの病院へ…。
結果は、一枚の画像を見ながら、「これが子宮筋腫」「あなたの場合はこの後ろに線筋腫が少し見えます。これがもしかしたら痛みの原因かもしれないけど、わからないです。わからないですけど、薬飲んでみますか?」と冷たい口調で言われました。全く親身な感じがなく、業務的で死んでるような冷めた目で言われ、なんか悲しくて辛かったけど、とりあえず、よくわからぬまま「はい」と返事をしてしまいました。
そして、出された薬がジェノゲストというもので、看護師さんが説明に来てくれたのですが、副作用で出血があると言われました😨
そんな副作用の強い薬を「わからないけど飲んでみる?」と軽く出されて飲む気にはなれませんでした。
そして、自分で口コミや子宮筋腫に強い病院の情報を調べ、兵庫県で子宮筋腫の手術に強い病院へ行ってみることに。
「MRIのデータがあれば持ってきてください」とのことだったので、同じデータを持って行きました。
そして、いざ先生のMRIデータを見ながらの見解。驚きです。同じデータのはずなのに、説明は前の病院は2.3分、ここは、なんと15分以上。そして、見せてくれたMRI画像も前の病院は1枚。ここは、5枚以上。そして、一枚一枚細かく説明してくださいました。あまりの違いに、「前の病院ではこんなに細かく説明してくれませんでした」と言うと、
「どこの病院?」
「○○クリニックです」(先生苦笑い)
「見てもわからないから、説明出来ないんですよ。」
なるほど。そうだろうな。あの態度はそうだろうな、と納得。
「あなたの場合は線筋症が前と後ろにあります。筋腫のせいで子宮が上に圧迫されて子宮も大きくなっていて、そこに線筋症があります。生理のたびにどんどん進行します。
筋腫や線筋症の人は閉経が遅いので、あなたは恐らく後10年くらいはあるかもしれません。このまま経過観察することもできますが、正直手術したほうが良いです。」と言われました。
私は開腹手術だけは避けたかったので、「私なら、子宮筋腫は腹腔鏡で、線筋症は子宮鏡で同じ日に出来ると言ってくださったので、手術するに至りました。
やはり、病院は自分でちゃんと探さなければいけないです。近いからとか、優しいから、とかだけでは後々大変なことになるかもしれません。皆さま、病院選びは慎重に…。

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子宮筋腫を腹腔鏡、子宮腺筋症を子宮鏡で手術しました。

9cmになった子宮筋腫とMRIで見つかった子宮腺筋症を取るために手術することに…。誰かのためになるかもしれないので記録に残すことにしました。